レクサスの元セールスコンサルタントが教えるレクサス認定中古車のメリットとデメリット

「一般の中古車と認定中古車は何が違うの?」「認定中古車の基準は?」「どこで買えるの?」などのレクサスの中古車はよくわからないと言う方のために、本記事ではレクサス認定中古車の概要をお伝えします。

レクサスの中古車を探している方のお力になれると幸いです。

目次

  • レクサス認定中古車(CPO)とは
  • 厳しい基準とは
  • CPOのメリット
  • CPOのデメリット
  • まとめ

レクサス認定中古車(以下、CPO)とは

Certified Pre-Ownedの略称で、Certified(認定された) Pre-Owned(中古車)と文字通りレクサス独自の厳しい基準をクリアしたレクサスの中古車を指します。

それに付帯するサービスメニューによるおもてなしプログラムもCPOのサービスの一つになっています。

厳しい基準とは

CPOになる車両にはいくつか基準が設けられています。

まず大前提として

  • 修復歴がない(事故歴とは別)
  • 初度登録から7年(84ヶ月)以内(一部希少車は除く)
  • 走行距離が10万km以下
  • 第三者機関による検査を受け、トヨタ自動車の提示している基準をクリアしたものしか販売出来ない

などの条件の他に納車前に11品目の部品交換と24ヶ月点検の項目を含む90項目以上の点検・整備を実施することが条件となってます。

以上のことからCPO車両は、事故車・多走行車・過走行車は対象外となっており、上質な車両しかCPOになることが出来ないことが分かるかと思います。

CPOのメリット

  • 新車と比べると割安
  • 新車と同じサービスが受けられる
  • 一般の中古車より保証が手厚い
  • 半年ごとのメンテナンスが3回分無料付帯されている

新車の場合、メーカー(工場装着)オプションを自由に選べるという反面、付ければ付けるほどオプション代は加算されます。

付けた分だけ売却時に査定金額に加算されれば良いですが、残念ですがそんなことはありません。(一部、ムーンルーフなどは金額以上の加算がされることもあるので例外もあり)

CPOであれば当時の本体価格を基準に販売価格が設定されていることも多く、同じ年式、同じ距離、同じ色でオプションありの車両と無しの車両が同額で販売されていることもあるので、価格だけでなく中身もよく確認した方がいいです。

レクサスのオーナーにはオーナーズカードというものが発行されます。

これがあれば全国のレクサス店のラウンジを利用することができ、お出かけ先のレクサス店舗でお茶菓子や飲み物をいただくことが可能です。

時期によっては、店舗毎に異なる期間限定のお茶菓子や飲み物を用意している店舗もあります。

またレクサスには、通信サービスのG-Linkというものがあり新車であれば3年間、CPOであれば2年間無償で利用することができます。(無償期間終了後は有償での継続も可能。)

使い方に困った時やレクサス店舗の営業時間外のアクシデントには24時間体制でレクサスオーナーズデスクというコンシェルジュサービスも受けられます。

保証に関しては、通常の車屋さんの保証であれば、1ヶ月又は1,000kmまで、3ヶ月又は3,000kmなどが多いかと思いますが、CPOであれば2年間走行距離無制限で保証書に記載のある保証が受けられるというのも大きなメリットです。(有償にはなりますが、期間を3年間に延長することも出来ます。)

それとは別にCPOのハイブリッド車には、ハイブリッド保証が付帯されています。

この保証は、ハイブリッド機構が故障した場合に無料で修理してもらえるもので、保証期間は【3年】または【初度登録から10年】のいずれか長い方が適用され、【累計走行距離が20万km】までという制限があります。

そのため実質CPOのハイブリッド機構に関しては、10年または20万kmまでの保証が付いていると考えることもできます。

またCPOにはメンテナンスプログラムが付帯されており、半年毎の点検整備が3回分無料で受けられます。

その中にはエンジンオイルの交換(3回)やオイルエレメントの交換(1回)、ワイパーゴムの交換(1回)、12ヶ月法定点検(1回)も入っており、CPOを購入した場合は初期の点検整備代金などがかからないメリットがあります。

CPOのデメリット

  • 一般の中古車と比べると高くなりがち
  • 好きな車体色や内装色、オプションが選べない
  • メンテナンスパックが自動付帯されていて自分でメンテナンスしたい人には不要なサービスになりがち

CPOは一般の中古車と比べた場合、高くなりがちです。

CPOには厳しい基準があるため、交換する部品がある場合の部品代はどうしても車両価格に上乗せされてしまいます。

そのため同条件の非認定中古車と比べた場合、数十万円高くなることもざらにあります。

また新車と違い、中古車の場合、自分の好きな車体色や内装色の組み合わせ、装備品オプションなどを自分で選択することが出来ません。

そのため中古車に自分の好きな仕様がない!!そういった場合には、好きなようにカスタムするには新車を購入するしかありませんが、CPOは全国のレクサス販売店から取り寄せすることが可能です。

近場にはなくても全国を探せば、探していた1台に出会える可能性は上がります!それにより近くの販売店では取り扱っていない車両も購入することが可能となります。

輸送費はどうしてもかかってしまいますが、通常自身で手配するよりもはるかに安くお取り寄せすることが可能ですので、必要経費として割り切りましょう。

またCPOはメンテナンスパックが付帯されている都合上、購入した店舗で3回分のメンテナンスを受ける必要があります。

自分でメンテナンスをされたい方や、遠くの店舗から購入した人にとっては厄介な仕組みです。

そういった人はあえてCPOではなく、一般のレクサス中古車を購入するのも一つの手かと思います。

近年ではフェア対象車として、その販売している店舗でしか購入出来ない車両も増えており、近くにレクサス店があるのにわざわざ遠くのレクサス販売店に点検を受けに行くというお客様も多く見受けられます。

ドライブが好きな人は構いませんが、ガソリン代と時間をかけて遠くの販売店まで行くのは、私はもったいないと感じてしまいます。

それであれば最寄りの店舗の販売スタッフと仲良くして、こんな車が入ってきたら声をかけて欲しい。と前々からお願いしておくと販売スタッフもやる気になるかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

レクサスの中古車を探している方の助けになれば幸いです。

マイペースに更新をしていきますので、こういったことが知りたいなど、何かブログのネタになるものがあればぜひご連絡もらえたら嬉しいです。

またの機会にお会いしましょう♪

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